十字軍の祈り第119番―イエズスの愛を感じるため
主イエズス:あなたたちの一生は、あなたたちの全体の存続期間の中では、ほんの一瞬にすぎない。あなたたちは亡命の身である。真理は未来に存在し、その時あなたたちは本来の状態で、ついに神なる故郷(ふるさと)へと帰るのだ。人間にとって、地上のかくも多くの娯楽、誘惑、闇に面と向かいながら私の近くにとどまるということが、いかに困難なことかを私は理解している。
あなたたちが私を、あるいは私の愛を感じられない時、私はあなたたちにこの「十字軍の祈り第119番―イエズスの愛を感じるため」を唱えてほしいと願っている。
「イエズス、われを助け給え。われはかくも混乱したればなり。
わが心は御身に開かれず。
わが眼は御身を見るここと能(あた)わず。
わが心は御身を受け入るることなし。
わが口は御身に対する慰めの言葉を語ること能(あた)わず。
わが霊魂は闇に包まれたり。
われ、哀れな罪びとを憐み給え。
御身のましまざれば、われは無力なり。
われを御恵(おんめぐ)みで満たし給え。そは、われが御身に助けを求め、御憐(おんあわれ)みを乞い願う勇気を得んがためなり。
御身を愛しながらも、もはや心が、真理を悟り受け入れるべく愛に揺り動かさるることなき、御身の彷徨(さまよ)える弟子なるわれを助け給え。アーメン」(2020年5月15日完成)
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