わが親愛なる娘よ、私は荒野に投げやられ、世でキリスト者が悪く言われているその様（さま）に、悲しみに沈み惨めな思いをしている。

獣と、私を軽蔑する者たちの咆哮（ほうこう）の中にあって、わが声はほんの囁きにすぎない。それらの不満の声は募ってゆき、私の人生で語られた言葉をかき消してしまうだろう。異端者、異教徒、偽りのヴィジョナリー、預言者たち、裏切者、鋳造の神々を愛する者たちが、私に反旗を翻すために一つになって立ち上がるだろう。わが足跡に続く者たちは虐げられ、わが十字架の重みで苦しみ、もし彼らが私に教えられたことのすべてを大事にするなら険しい山を登ってゆかねばならない。

聖書は、それが絶版となる前に、ほとんど見出せなくなるだろう。神の言葉が闇の教義にとって代えられるまで、神を否むためのすべての試みがなされるだろう。あなたたちの中で私、イエズス・キリストを信じる者たちは、私からのものではないいかなるものにも屈してはならない。私だけがあなたたちを害から護り、あなたたちが永遠の救いを見出すのは私によってのみである。

あなたたちに提示される偽りの祈りに注意しなさい、それらの祈りは聖霊の霊感によるものではなく、避けられねばならないものである。ここかしこに加えられる小さな一言、短い句、あるいは簡単な省略が、一つの祈りを偽りの祈りに変え得るのだ。悪は、霊を標的とした静かなる殺し屋で、真理を装うとき、それと見破ることは簡単ではない。今はあなたたちの庭の雑草を取り除き、私があなたたちに教えたことのすべてに忠実であるべき時である、その他のものは的はずれな、あなたたちの信仰を失わせかねないものだからである。

私への信仰、そして大いなる栄光の中に再びやって来ると言うわが約束への信頼は、偽りの預言者、魔術師、異教徒、異端者たちのもたらす刺激によって脇に追いやられてはならない。わが敵たちはあなたたちを欺くために懸命に働いており、彼らのほとんどが私が誰であるかを完全に知悉（ちしつ）しており、しかしどんなことをしてでもあなたたちに私を拒ませたいのだ。あなたが私を呼ぶ時には、小さな、任せ切った子どものようでなければならない、そうすれば私は王国に至る道を辿ってあなたたちを導いてゆこう。わが愛とわが聖なる意志に完全に信頼するあなたたち皆を、私は護る。その時初めて、私はわが敵たちを一掃するために介入することができ、来るべき新しき世界にすべての神の子どもが住むことができるよう真理を広めることができるのだ。

もしあなたたちが私の側にとどまる力を手に入れるつもりならば、信頼、信仰、希望、愛が重要である。私に対する無条件の愛は、わが栄光の王国―終わりのない世界への旅路においてあなたたちに大いなる恵みをもたらすだろう。

あなたたちの最愛のイエズス