私は邪悪なる者たちが簡単に滅びることを願わない。わたしは、彼らすべてを救うことを

私は邪悪なる者たちが簡単に滅びることを願わない。わたしは、彼らすべてを救うことを願うのみである
2014年5月11日  日曜日 18:00

わが親愛なる最愛の娘よ、私の心からの願いは、すべての神の子供たちに愛と平和、そして幸福をもたらすことである。人間の行いがどれほど邪悪なものであったとしても、私は決して報復を望まない。わが名によって他人(ひと)に屈辱を与えるとしても、私は誰であれその者に屈辱を与えることもしない。ある人間が、世界に大きな破壊をもたらす元凶であったとしても、私はその者の評判を落とそうとは決してしない。私は邪悪なる者たちが簡単に滅びることを願わない。私は、彼らすべてを救うことを願うのみである。私は、神の子供たちのそれぞれの霊魂を大事に思っている。私は絶えず霊魂を求めている。私は霊魂を私に引き寄せようとしている。私の存在を受け入れない者たちでさえ、私は日々彼らを求めている。私は彼らの霊魂を他人への愛で満たすことによって、また彼らの中に親切心を引き入れることによって彼らの生活にわが存在を感じさせるのだ、そうすることで否定的な考え、行い、行動に打ち勝つことができるためにである。

私を自然に受け入れる者もいるが、私は彼らの寛大な応答と優しい心を嘉(よみ)する。そうでない者たちは彼らと私の間に壁を置き、そのために私が彼らの霊魂に触れることが困難となる。だが私は、神の愛の力に彼らの心を開くことができるようになるまで、様々な方法でその霊魂に触れようとし続けるだろう。

愛はあらゆる良いことに導く推進力である。愛は、神の子一人ひとりに誕生の瞬間から存在する。神の愛の賜は、人間が悪に打ち勝つのを助ける。神が介入して、ある者の中に愛を増すとき、それは神が子供たちをデヴィルの悪から護るためにそうするのだ。愛は憎しみよりも強い、だが憎しみは居座る。人間への憎しみに満ちたサタンは、自分への愛以外、どんな愛をも持ってはいない。サタンは、罪ゆえに弱くなった人間の霊魂に憎しみを植え付けて人間を支配する。憎しみは、嫉妬深い、プライドに満ちた、孤独な、混乱した者たちの霊魂の中に恰好な住みかを見出す。サタンは、憎しみをありのままに示すことで、ある者を憎しみへと誘うようなことは決してしない。その代りに、サタンは、最初の戦略として、常にその者を高慢の罪によって誘惑する。その者は、自らの必要が命ずるがゆえに、自分は最も知る者であり自分は良いことをしているがゆえに、自分は立腹しなければならない、と信じ込むようになるのだ。

今の時、神の愛は子供たちすべての中に広まっている。憐みから神はそうするのだ。間もなく、人間の心が石のように冷え切ったときに、世界において強まる憎しみに対して人間が戦うのを助けるために、神は人間の中(うち)の愛を強めるだろう。

今の時に、神の愛を求めるためのこの十字軍の祈りをあなたたちが唱えるよう私は願う。

十字軍の祈り第149番
おおイエズス、神の愛もてわれを満たし給え。御身の聖なる光もてわれを満たし給え、われがすべての国に神の御憐(おんあわれ)みの種(たね)を蒔くに必要な愛もてわれを溢れさせ給え。

われが接するすべての人間に、われが御身の神なる愛を広めるを得さしめ給え。すべての神の子らを一致の中にうっとりさせる霞(かすみ)のごとく、すべての霊魂、すべての信仰、すべての信条、すべての国を照らすべく、御身の愛を広め給え。

神の愛をわれらが広めるを助け給え、そは、神の愛が世のすべての悪に勝つを得んがため、また勝たんがためなり。アーメン

常に、愛と神の存在とを同一視しなさい。愛だけが霊魂を私の元に連れてくることができるのだということを知りなさい。神からは愛だけが来るのだということを知りなさい。愛だけが、国々の間に平和と満足、一致をもたらす力を有するのだ。憎しみはサタンから来るものである、何処であろうと憎しみに出遭ったなら、神の愛を求めて上の祈りを唱えなければならない。愛は神から来るゆえ、愛 はすべてに打ち勝つということを覚えておきなさい。

あなたたちのイエズス

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