私は、至高なる神の息子、イエズス・キリストの名によって来る。私は彼である。わが最愛の娘よ、なぜ人間は、自らの存在の答えを科学に求め続けるのか。人間は求め続け、得た答は真実ではなく、それはわが父の王国の霊的領域の真の存在からかけ離れたものゆえ、それらの者たちのために祈らなければならない。

子供たちよ、私の存在と、わが最愛の父の存在を受け入れることは非常に困難なことであることを、私は知っている。あなたたちの目が真理を垣間見るたびごとに、サタンはあなたたちの頭を別の方向に向けさせる。ほとんどの場合、サタンは、わが父の王国は人々の想像力の産物に過ぎないのだとわが子供たちに信じ込ませるために、ロジック（理屈）を用いる。それから彼は、物質的な世界の慰めがより重要なものでなければならないとあなたたちに信じ込ませるために、それを利用する。

次に真理を理解している者たちがいる。彼らは私に近づこうとするときに典型的な誤りを犯す。彼らは、一度物質的な物が確保されれば、自分たち自身の霊的旅路を進むことができると安易に確信している。だがそれはそうはいかない。あなたたちは、どんなことをしてでも、あなたたちの家族と家を守らなくてはならない。世話する者たちを養わなければならない。（ここは、まず自分の義務を果たすことの重要さを言っている―訳注）そうした後で、あなたたちはあらゆるこの現世的な物よりも私を優先させるのだ。それが、あなたたちの天国へのパスポートとなる。神なしには人間は無である。どんな物質的贅沢も神の愛にとって代わることはないし、あるいは代わることはできない。また、あなたたちが心の中で真に私を抱きしめたいのであれば、それらのものを保持したり、（私と）同じ価値をそれらの物質的贅沢に置くことはできない。

私を信頼しなさい、そうすれば後は取り計（はか）られる。両方の世界から最善のものを得ようとしてすべてのことを自分の力でやり、富にしがみつこうとするなら、あなたたちは失望するだろう。

覚えておきなさい、あなたたちへのわが愛はあなたたちを養うのだ。物質的富はあなたたちの肉の欲望を養うが、それらは時と共に衰え、後には何も残らない。

どうか子供たちよ、それがどんなに困難であろうとも、永遠の幸福に続く道で私にあなたたちを導かせてほしい。ただ私に助けを願いなさい、そうすれば私は応えるだろう。

あなたたちの最愛の教師にして救い主
イエズス・キリスト