私に対して大いなる忌まわしきことが始まるのはローマ帝国においてである
2013年 6月15日 4:48pm
わが愛しき最愛の娘よ、私がまさに、カルワリオの頂に向けてゆっくりと苦しみに満ちた道行を孤独のうちに歩んだように、わがレムナントアーミーもまた歩むことになるだろう。
この苦しみの丘を私が歩んだとき、私は、沿道で私に慰めを与えようとする者たちを阻止する何百人ものローマ兵に囲まれていた。たったひとりの人間を監視するのにそのように大勢の兵士は必要ではなかったが、その存在は多くのことを示していた。彼らは、逮捕されていたわが従者たちに、そしてわが教えの真理を広めようとしていた者たちに見せつけたかったのだ。この攻撃的行為は、果敢にも私に忠誠を示していた者たちを恐れさせ、脅かした。
ユダヤ人たちは私を否み、裏切った。ローマ人が私を磔刑に処し、わが最愛の使徒ペトロが地上のわが教会を建てるよう指示されたのはローマであった。私は、私を迫害した者たちの中にわが教会が創られることを願ったからである。
わが再臨は間もなく実現され、約束された最後の救いを人間にもたらすために戻る、わが最後のミッションが明らかにされるので、歴史は繰り返される。大警告が起こるまで、ユダヤ人は依然として私を否むだろう。至る所で、神の敵が私に逆らって立ち上がるだろう。私を愛する者たち、 私を体現しているという者たちが、私を裏切るだろう。
私に対して大いなる忌まわしきことがはじまるのはローマ帝国においてである。バビロン―ローマ帝国の地であり、偽りの神々のために神を捨てた国々の所在する地であるバビロンは、あらゆる嘘が吐き出される場となるだろう。
十の角を持つ獣とはヨーロッパのことであり、ローマにおいて、一つの軍隊が私に逆らって立つだろう。大いなる日の前の磔刑に対して、またもや彼らは責任を負うことになるだろう。彼らは最後の侮辱を私に投げかけ、わが地上の神秘体を磔(はりつけ)にし、殺すだろう。わが体はわが教会である。新しい教義に従うことを選択することでわが体から離れる者たちは、私を裏切り、しかも大胆に立ち上がり自分たちは私からの者だというだろう。
世界統一宗教―それはカトリック教会内のいくつかの部門によって公けに指示されるのだが―が知らされるその日、前もって言われた通り、空は暗くなり、大きな雷が地球を襲うだろう。それは、私が十字架上で息を引き取った瞬間、わが父の怒りがカルワリオの丘に下ったのと同様にである。
そのことが起き、また、わが一(いつ)にして真なる教会が取り去られ、偽りの異教の忌むべきものがそれにとって代わるという印が見られたなら、あなたたちは次のことを知らねばならない。それは、至る所で、人類への天罰が次々に下される時である。
偽りの預言者と間もなくその仲間となる反キリストの側につく者たちへ、彼らの日は数えられているということを警告する天からのすべての印が与えられるだろう。わが聖父の怒りを受けるということがどんなことかを、彼らは示されるだろう。多くの司教、司祭たちがその段階で真実を悟り、悪に対して戦うだろう。それらの司教、司祭たちは私を見捨てることなく、地上のわが教会を導き続けるだろう。悲しむべきことに、多くの司教、司祭がそうする勇気がなく、彼らは屠所に引かれてゆく子羊のようであるだろう。だが、彼らは私が決して彼らを見捨てないということを知って慰められるだろう。至る所で彼らが脇に除けられるに至った時、私は彼らに多くの助力を与え、わがレムナントアーミーが立ち上がり、福音を広めるだろう。わがレムナントアーミーは世界の至る所で福音を述べ伝え、恐れを知らないだろう。彼らの私への愛は、反キリストの業を挫くだろう。彼らの私への従順、彼らのわが十字軍の祈りへの応答は、何十億もの霊魂を救うだろう。そしてその時、わが計画は成就するのだ。
あなたたちのイエズス
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