わが親愛なる最愛の娘よ、わが名によって来るという者たち、また主の道を準備しているという者たちのすべて―多くの声、多くの預言者、多くの嘘つき―が、世界中の至る所で耳にされるようになるだろう。彼らは皆、神の権威のもとにある者ではない。

あなたたちが、特にわが再臨に向けてあなたたちを準備させる義務があるという預言者のことを耳にするときには、警戒しなさい。あなたたちがこれらの事を聞くとき、また私が体と霊魂をもってこの世に現れると伝えられるとき、それは真実ではないと知りなさい。私は、この世への警告を繰り返す。私は肉身をもって（地上を）再び歩くことは決してない。私は最初の時には肉身のうちにやって来た、だが私が再びやって来るときは、私が地上を去った時と全く同じ方法でやって来る―すなわち雲のうちにやって来るのだ。

まもなくあなたたちは、わが再臨への準備における偉大な御業と見なされる、大いなる行いを見せられるだろう。私のものであるという神の敵たちによって、多くの、慎重に企てられた奇跡的治癒が世に示されるだろう。多くの者たちが、驚きのあまり、この邪悪なる欺瞞に騙されるだろう。かくも多くの不思議、大いなる行い―すべてが神の手によると思われる―は、無神論者さえをも、神による奇跡が起きたと信じさせるだろう。自分たちが人々を導いているという、これらの偽りの代理者たちに大いなる賞賛が浴びせられるだろう。まもなく、世界は公けにこれらの詐称者たちを生ける聖人と讃え、彼らが反キリストを（世に）送り出すのに大して時間はかからないだろう。

そのすべては七年間の準備を経たものであり、取り入れられるそのような急激な変化は偶然ではない。わが再臨は、頻繁に論議されるだろう。すべての者が、この偉大な出来事に準備するよう求められるだろうが、キリスト教教義は誤りで溢れている。眼を開いている者たちだけが真実を見ることができ、真実に面と向かうことを恐れない者たちだけが、それらの偽りを見抜くだろう。それは彼らにとって、非常に重い荷をもたらすことになるだろう。知恵の座を盗み取った者たちに向けられる、叫びと惜しみのない賛美の中で、わが聖なる言葉はほとんど語られることはないだろう。善行（ぜんぎょう）の重要さについてだけが語られるだろう。世間が気を許し、終に、神の神殿を支配する偽りの詐称者たちと力を合わせるとき、その時が、もっとも大きな忌まわしきことが目撃される時である。それは神殿が、反キリストの座となるべく準備された時である。その時までに、何十億もの者たちが、反キリストを崇めていることだろう。しかしながら真実を知る者たちにとって、待つ時間はさほどない、獣の統治は短いからである。その時、喇叭（らっぱ）の音が聞こえる。その日、それらの神の敵たちは、まさに預言された通りに、火の海へと投げ入れられるのだ。

預言を思い起こしなさい。まさしく前もって言われた通りに預言は起こるのだ―わが名のもとに来ると言うそれらの詐称者たちは、愛され、喝采を浴び、そして偶像化されるのだ。わが名によって来る者たちは、軽蔑され憎まれるのだ。彼らの口からは、真理の霊の炎が発せられ、彼らの苦しみによって、それがなければ救われなかったはずの多くの者たちが救われるのだ。

あなたたちのイエズス