祈り集5

十字軍の祈り第121番―イエズス・キリストの軍隊への忠誠「われら、御身の聖心（みこころ）に一致し奉る、愛するイエズスよ。われら、権威を持ちて、神の真理の言葉を語り奉る。われら、真理を広めるために地の果てまでも歩き行かん。われら、御身（おんみ）自身がわれらに教え給いしものの他、御身の御名（みな）によるいかなる新しき、偽りの教義をも断じて受け入れざらん。われら信仰において、真実、忠誠、堅固にとどまらん。われら、御身を裏切りし者たちを、彼らが御身のもとへ立ち返らんとの望みを抱きて、愛と憐みもて取り扱わん。われら、御身の御名によりてわれらを迫害する者らに対し、断固たるも忍耐もて接っせん。われら、御身の新しき楽園に通ずる勝利の道を歩まん。われら約束せん、われらの苦悩、苦難によりて、御身の愛に渇（かわ）くすべての迷える者たちを御身にもたらすことを。世のすべての罪びとたちのための祈りを受け入れ給え、そは、新しき平和の時代において、われらが、御身への愛に結ばれて一つの家族となることを得んがためなり。アーメン」（2020年5月14日完成）

十字軍の祈り第１２２番―イエズス・キリストの貴き御血（おんち）への奉献の祈り「愛するイエズス、われとわが家族、友人、国民を、御身（おんみ）の貴き御血の御保護（ごほご）に奉献し給うよう、われ御身に願い奉る。御身はわがために死し給い、御身の再臨へと向かいつつわれが耐えんとする苦しみを、われが潔（いさぎよ）く受け入るるとき、御身の御傷（おんきず）はわが傷となれり。御身がすべての神の子らを、御身の聖心（みこころ）のうちへ集め給わんとするとき、われ御身と共に苦しまん、わがイエズスよ。そは、われらが永遠の命を得んがためなり。われと、御身の御保護を必要とするすべての者らを、御身の貴き御血もて被い給え。アーメン」）（2020年5月13日完成）

十字軍の祈り第123番―神へ自由意志の賜物を捧げる「わが最愛のイエズスよ、われ、最も卑しき者が捧ぐるこの祈りを聞き給い、われに御身（おんみ）をさらに愛さしめ給え。われ進んでこの賜物を御身、愛するイエズスに返し奉らん、そは、われが御身の謙遜なる僕となり，神の御旨に従順たるを得んがためなり。わが意志は御身の意志なり。御身の命令によりて、われは御身のすべての望みに従うものなり。御身より離れたる世のすべての者らを救うに必要なることのために、御身のものなるわが自由意志を用い給え。われ、わが生来のこの賜物を、御身の至聖なる御業（みわざ）がために捧げ奉らん。アーメン」（2020年5月13日完成）

十字軍の祈り第124番―自由を求めるわが嘆願を聞き給え「おお神よ、わが憐みの父、在るものすべての創造主（そうぞうしゅ）よ、自由を求めるわが嘆願を聞き給え。隷属の鎖よりわれを解き放ち、邪悪なる迫害よりわれを護り給え。われが混乱したりとも、また御身（おんみ）の言葉を疑いしとも、われが真理を知るを助け給い、われを助けに来たり給え。われ御身に背きしことあらばわれを赦し給い、御身の地上の新しき楽園なる避難所へとわれを連れ行き給え。アーメン。」（2020年5月13日完成）

十字軍の祈り第１２５番―神の至聖なる言葉を護る「おお、救いの母よ、この苦しみの時に、この卑しき神の僕に、神の至聖なる言葉を擁護せしめ給え。愛する母よ、われを御身（おんみ）の御子（おんこ）に奉献し給え。そは、御子がその貴き御血（おんち）もてわれを包むを得んがためなり。地上の至聖なる教会を飲み込む艱難の時においてキリストの教えに忠実たらんがために、イエズス・キリストの御取（おんと）りなしによりて、われに恵みと力、意志を与え給え。アーメン。」（2020年5月13日完成）

十字軍の祈り第１２６番―宗教的迫害に耐えるため「愛するイエズス、御身（おんみ）の御名（みな）によりてこうむるいかなる迫害にもわれを耐えさせ給え。御身の御業（みわざ）を証（あかし）すると信じて過ちに陥る者たちを助け給え。邪（よこしま）な行い、振る舞い、あるいは身振りによりて、他人（ひと）を攻撃せんとする者らの眼を開き給え。勢いを増し、御身の言葉を封（ふう）じ、また御身を取り除かんとする神の敵よりわれを護り給え。御身を裏切る物たちをわれに許さしめ、われが御身への愛に固くとどまる恵みを与え給え。われが、御身がわれらに教え給えし真理に生き、絶えず御身の御保護の下（もと）にとどまるを得させたまえ。アーメン」（2020年5月12日完成）

十字軍の祈り第１２７番―わが霊魂と、わが愛する者たちの霊魂を救うため「おおイエズス、われが恥じ入ることなく御身（おんみ）の御前（みまえ）に立つことを得んがためにわれを準備させ給え。われとわが愛する者たち（ここで愛する者たちの名前を言う）に、すべての悪しき行いを告白する準備をなさしめ給え。われらをして、自らの欠点を認め、すべての罪の許しを請い、われらが不当に扱いし者たちに愛を示し、救いのための御憐みを乞わしめ給え。御身の御前に謙遜ならしめ給え、そは、大いなる照らしの日に、われと（ここで愛する者たちの名前を言う）の良心が清く澄みわたり、御身の御（おん）憐れみが、われらの霊魂に満ち溢れんがためなり。アーメン」（2020年5月12日完成）

十字軍の祈り第128番―すべての者を集め一致させるため
「最愛のイエズスよ、われら御身（おんみ）の最愛の弟子たちに、この世の民を御身の御腕（みうで）に集め、御身の大いなる御憐みを最も必要とする者たちを御身に差し出さしめ給え。聖霊の賜によりてわれに力を与え、御身より離れし者たちすべてを確かに真理の炎もて包み込ませ給え。あらゆる和解の機会が個々人に与えらるるべく、すべての罪びとを一致させ給え。至聖なる福音によりて世に伝えられたる真理を拒むことを強いられし際に、御身の聖なる言葉に固くとどまるための強さをわれらに与え給え。救いへと向こう旅路における一歩いっぽの歩みにおいて、われら御身のために、御身と共に、御身のうちにとどまらん。アーメン」（2018年11月14日完成）

十字軍の祈り第１２９番―愛の賜物を求めて「おお神よ、御身（おんみ）の愛もてわれを満たし給え。われが御身の御憐みを必要とするすべての者に、愛の賜物を分け与えるを助け給え。御身へのわが愛のさらに増すよう助け給え。御身の愛を必要とするすべての者を、われが愛するを助け給え。御身の敵を、われが愛するを助け給え。御身のわれに与え給える愛を、われが接するすべての者の心を包み込むために用いらしめ給え。御身がわが霊魂に注ぎ給いし愛もて、われがすべての悪に打ち勝ち、人を回心させ、御身の聖なる言葉の真理を破壊せんとする、悪魔とその邪悪なる手先どもを打ち破るを助け給え。アーメン」

十字軍の祈り第１３０番「救いのノヴェナ」「わが最愛なる救いの母よ、御子（おんこ）イエズス・キリストの御憐（おんあわ）れみによりて、永遠の救いの賜物を、すべての者に得させ給え。すべての者をサタンの束縛より解き放たんとする御身（おんみ）の仲介の祈りを、われ嘆願し奉る。御子を拒み、冷淡もて御子を傷つける者たち、また偽りの教義と偽りの神々を崇むる者たちに、御子の御憐（おんあわれ）みと赦しを願い給え。愛する母よ、御身の御助（おんたす）けをもっとも必要とする者たちの心を開く恵みを求め給わんことを、われら御身に嘆願し奉る。アーメン」（2020年1月11日再完成）

十字軍の祈り第１31番―憐みの祈り「おお、わが愛する救いの母よ、（ここで祈る人々の名前を挙げる）に大警告の間、また彼らが御身（おんみ）の御子（おんこ）の御前（みまえ）に立つこととなる前、人生最後の日にも再び、御憐みを示し給うよう御子（おんこ）イエズス・キリストに願い給え。彼ら一人ひとりが、救われ、永遠の生命（いのち）の実を受くるよう祈り給え。彼らを日々護り、御子のみ元に連れ行き給え。そは、御子の存在が彼らに示され、彼らが心の平安を得、大いなる恵みを受けんがためなり。アーメン」（2018年7月26日完成）

十字軍の祈り第１３２番―このミッション護るために、サタンを否む「おお救いの母よ、このミッションを助けに来たり給え。われら神のレムナントアーミー（生き残りの軍隊）が、サタンを捨て去るを助けたまえ。御身（おんみ）が御踵（おんかかと）もて獣の頭（かしら）を砕き、救霊のためのわれらのミッションにおけるすべての障害を取り除き給うよう、われら御身に乞い願い奉る。アーメン。」（2018年11月９日完成）　

　十字軍の祈り第１３３番―「神へ立ち返るための祈り」「愛するイエズス、盲目なりしがため、御身（おんみ）を捨て去り、疎遠となりし者なるわれを赦し給え。御身の愛を、取るに足らぬあだごとに取って変えしことを赦し給え。御身の傍（かたわ）らを歩き、御身の愛と御憐（おんあわれ）みを感謝もて受け入れる勇気を我に奮い起こさしめ給え。われが御身の至聖なる聖心（みこころ）近くにとどまり、再び御身より離るること決してなきようなさしめ給え。アーメン」（2020年5月11日完成）

十字軍の祈り第１３４番ー神の存在を信じるため「至高なる神よ、われに御身の存在を信じさせ給え。すべてのわが疑いを取り払い給え。死後の生命の真理にわが眼を開かせ給い、永遠の命への道へとわれを導き給え。御身の存在をわれに感ぜしめ、われが死ぬその日までに、真（まこと）の信仰の賜物をわれに与え給え。アーメン」（2021年1月24日完成）

十字軍の祈り第１３５番―司祭が、真理を護るため「おお、最愛の救いの母よ、必要な時にわれを助け給え。聖霊の力によりて、常に真理を擁護せんがための数々の賜物が、このふさわしからざる霊魂に注がるるよう祈り給え。われが真理、神のみ言葉、聖なる秘蹟、聖体を否むよう求められるごとに、われを支え給え。サタンの悪と、御身の御子イエズス・キリストを冒瀆せんとするその手先たる哀れな者たちに対し、断固として引き下がらざるために、受けし恵みをわれに用いさしめ給え。必要なる時にわれを助け給え。

神の敵たちに秘跡の施行を禁じられしとき、霊魂がために、神の子供一人ひとりに秘跡を授ける勇気をわれに与え給え。アーメン」（2021年2月4日完成）