祈り集 2



十字軍の祈り第31番―保護の鎖の祈り「おおわがイエズスよ、わが祈りをして、御身の聖霊を動かさしめ給え。聖霊が、肉欲、貪欲、強欲、傲慢によりて動かされたる指導者たちの上に下り給い、彼らの、無垢なる者たちへの迫害をやめさせ給わんことを。貧困、飢饉、戦争が、御身の子らを飲み込むを阻止し給うよう、われ御身に願い奉る。ヨーロッパの指導者たちが、御身の愛の真実にその心を開くようわれ祈り奉らん。アーメン」(2020年10月16日完成)

十字軍の祈り第32番―アイルランドの堕胎合法化を阻止する「おお、救いの母よ、堕胎の邪悪なる法がわれらに押し付けらるるを防ぐよう、御身(おんみ)のアイルランドの子らのために祈り給え。この聖なる国が、国を覆いたる闇より絶望のうちへと深く沈みゆくことを防ぎ給え。未(いま)だ生まれざる御身の子どもらを殺さんと欲する邪悪なるものを、われらのうちより取り除き給え。関係する指導者らが、御身の御子(おんこ)を愛する者らの言葉に耳を傾ける勇気を持つよう祈り給え。そは彼らがわれらの主イエズス・キリストの教えに従わんがためなり。アーメン」(2020年10月16日完成)」

十字軍の祈り第33番―いま立ち上がり、わが印、生ける神の印をうけよ「おおわが神、わが愛溢るる聖父(ちち)よ、われ愛と感謝のうちに、御身(おんみ)の聖なる「保護の印」を受け奉らん。御身の御神性は、わが身体(からだ)と霊魂とを永久(とこしえ)に覆えり。われ伏して感謝し奉り、御身、わが最愛の聖父(ちち)に、わが深甚(しんじん)なる愛と忠誠を奉げん。われこの妙(たえ)なる印によりて、われとわが愛する者たちの保護を乞い願わん。またわれ、わが命を懸けて永久(とこしえ)に御身に仕えん。われ御身を愛し奉る、愛する聖父よ。いまこの時、われ御身を慰め奉らん愛する聖父よ。世の罪の償(つぐの)いと、御身のすべての子らの救いのため、われ御身の最愛の御子(おんこ)の御体(おんからだ)、御血(おんち)、御霊魂(ごれいこん)、御神性(ごしんせい)を御身に奉げ奉る。アーメン」(2018年10月17日完成)

十字軍の祈り第34番―イエズスへのわが断食の贈りもの「おおわがイエズスよ、人類を救わんがため、われ自身のささやかなる業(わざ)によりて、御身の犠牲の生活にわれを倣(なら)わしめ給え。四旬節を通し、全人類を救うために、週に一度の断食の贈りものを、われが御身に捧ぐるを得さしめたまえ。そは、彼らが地上の新しき楽園の門に入(い)ることを得んがためなり。われ、心よりの愛と喜びもて、わが犠牲を御身、愛するイエズスに奉げ奉らん。この犠牲もてわが愛の大きさを御身に示すことにより、恵みより落ちにけるやも知れぬすべての者の救いを、われ御身に乞い願い奉る。アーメン」(2020年10月8日完成)

十字軍の祈り第35番―楽園に人々が入るため「おおわがイエズスよ、御身が地上の御身の子らの残りし者たちを救い給わんとするを、われをして手助けせしめ給え。御憐みによりて、御身が闇の霊より霊魂を救い給わんことを、われ祈り奉らん。霊魂を地獄の火より救うために、この世におけるわが試練、苦しみ、悲しみを受け入れ給え。この苦しみを心からの愛と喜びと共に御身に捧ぐるための恵みもてわれを満たし給え。そはわれらが、祝されし三位一体への愛において一つに結ばれ、楽園においてひとつの家族として御身とともに生きんがためなり。アーメン」(2020年10月8日完成)

十字軍の祈り第36番―われをして一(いつ)なる真(まこと)の神を敬わしめ給えイエズス、われを助け給え、われは迷い、混乱したればなり。われは死後の命の真理を知らず。真の神にあらざる偽りの神々をわれが敬うことで御身に背きしならば、われを許し給え。われを救い、またわれが真理を明らかに見るを助け、わが霊魂の闇よりわれを救い給え。われをして御身の御憐みの光の中へと入(い)らしめ給え。アーメン」(2020年9月19日完成)

十字軍の祈り第37番―すべての神の子どもたちの一致「おお愛するイエズス、われらが御身の永遠の救いの御約束の真実を、世界中に広めるを得んがため、すべての御身の最愛の従者らを、愛によって一致させ給え。精神、体、心において、自らを御身に捧ぐるを恐るる生(なま)ぬるき者たちが、その傲慢の鎧を脱ぎ棄て、心を御身の愛に開き、御身の地上の聖なる家族の一員とならんことを、われ祈り奉らん。道に迷いしすべての者らを抱きしめ給え、愛するイエズスよ、また彼らの兄弟姉妹としてのわれらの愛が、彼らを荒れ野より引き上げ、われらと共に、彼らを聖三位一体の心、愛、光のうちへと連れ行くことを得しめ給え。われら御身の御手(みて)に、われらの希望、信頼、愛を置かん。われらがさらなる霊魂の救いの一助となるを得んがために、われらの信心を増さしめ給うよう、われら御身に乞い願い奉らん。アーメン」(2020年9月19日完成)

十字軍の祈り第38番―カトリック教会のための救いの祈り「おお祝されし救いの母よ、今この困難な時に当たりて、カトリック教会のために、またわれらの最愛の教皇ベネディクトⅩⅥ世の苦しみを和らげるために祈り給え。われら御身、救いの母に、神の聖なる僕(しもべ)らを御身(おんみ)の聖なるマントもて被い給うよう願い奉る。そは彼らが直面する試練にあって、強く、忠実に、勇敢たる恵みが与えられんがためなり。また彼らが、カトリック教会の真(まこと)の教えに従い彼らの群れを牧(ぼく)するためにも祈り給え。おお、神の御母(おんはは)よ、われら地上のレムナントチャーチに、指導の賜(たまもの)を与え給え。そはわれらが人々を、御子(おんこ)の御国(みくに)へと導く手助けするを得んがためなり。御子の従者たちが霊魂の安全を求むる中で、欺くものを彼らに近づけさせ給わざるよう、われら御身、救いの母に願い奉る。そは、彼らが地上の新しき楽園の門に入(い)るにふさわしくならんがためなり。アーメン」(2020年8月11日完成)

十字軍の祈り第39番―人々が新しき楽園の準備をするのを助ける「おお、イエズス、わが最愛なる救い主よ、御身の聖霊もてわれを包み給うようわれ御身に願い奉る。そは、すべての神の子らを御身の再臨に備えさせるために、われが権威をもって御身の至聖なる言葉を語るを得んがためなり。われがどこへ行こうとも、すべての宗教、すべての信条、すべての国の人びとに、心を通わせうるに必要な、すべての恵みをわれ御身、主イエズスに嘆願し奉る。御身の舌もて語り、御身の唇もて哀れなる者らを慰め、御身の聖心(みこころ)より流れいずるやんごとなき愛もてすべての者を愛することをわれに得さしめ給え。われが御身の聖心に親密なる者らを救い、迷える者たちが御身の御憐みを拒み続けるときに、御身、愛するイエズスを慰め奉るを得しめ給え。イエズスよ、御身なければわれは無力なり、されど御身の寛大なる御助けと共にあらば、全人類の救いの一助たるべく、御名によりてわれ戦わん。アーメン」(2020年8月11日完成)

十字軍の祈り第40番―聖職者に人々を再臨に備えさせる「おお、わがイエズスよ、われは卑しき僕にすぎずして、御身(おんみ)の御助(おんたす)けを必要とす。そは人々を、御身の栄光に満てる再臨に備えさせるを得んがためなり。われが、御身の御旨(みむね)に従い、人々を回心させ準備させるを助け給え。そは彼らが、十字架の死によってすべての人類に、御身が約束し給いし新しき天と地に入(い)るにふさわしき者とならんがためなり。必要なる恵みをわれに与え給え、そは渇(かわ)く者に御身の言葉をわれが伝えるを得、またわれがゆめゆめ御身、わが誓願によりてわが忠誠を誓い奉りし愛するイエズスへの義務において、揺らぐことなきがためなり。アーメン

十字軍の祈り第41番―信じない者たちの霊魂のため「おお、わがイエズスよ、御身の救いの約束に盲目なる哀れな子どもらを助け給え。われ、わが祈りと苦しみの手助けもて、信じざる者たちの眼を開き給うよう、御身に嘆願し奉る。そは彼らが御身の優しき愛を悟り、助けを求めて御身の聖なる御腕(みうで)に飛び込むを得んがためなり。彼らに真理を悟らせ、すべての罪の赦しを求めさせ給え。そは彼らが救われ、新しき楽園の門に入(い)る最初の者たちとなるを得んがためなり。われ、これらの男女、子どもらを含む哀れな者たちのために祈り、彼らの罪を赦し給うよう御身に嘆願し奉る。アーメン」(2020年7月31日完成)

十字軍の祈り第42番―世界統一通貨を阻止するための断食の祈り「おお、至高なる神よ、わが国を、命のパンをも含む食物に飢えさせるべく計画されつつある、世界に対する悪の支配を御身が阻止し給うよう、われわが断食の捧げものを御身に捧げ奉る。わが捧げものを受け入れ、他の国々のためのわが嘆願を聞き給い、彼らを、反キリストが企(たくら)む苦しみより護り給え。永久(とこしえ)に御身を愛し崇むるために必要な自由をもって、われらが御身を敬うことを得んがため、われらをこの悪より救い、愛する主よ、われらの信仰を護り給え。アーメン。」(2020年7月28日完成)

十字軍の祈り第43番―大警告のあいだに霊魂を救う「おお、全能の父なる神よ、御身(おんみ)の最愛の御子(おんこ)イエズス・キリストのため、また罪よりわれらを救い給わんがための御子の十字架の死を思い起こし、自分自身を救うこと能(あた)わざる者たち、また大警告のあいだに大罪のうちに死する者たちを救い給うよう、われ御身に嘆願し奉る。自らを罪より解き放つための御憐みを御子イエズスに願い求むるに足るほど長くは生きざらんが故に贖いを求むること能わざる者たちを、御身の最愛の御子の十字架の死の苦しみの贖(あがな)いによりて赦し給うよう、われ御身に懇願し奉る。アーメン」(2020年7月25日完成)

十字軍の祈り第44番―偽りの預言者に対してわが信仰を護るための強さ「愛するイエズス、御身(おんみ)の教えを重んじ、常に御身の聖なる言葉を宣言する強さをわれに与え給え。自らを御身のごとくに見せんとする偽りの預言者を、偶像視せんとする誘惑をわれに許し給わざれ。御身に対するわが愛を強く保たせ給え。われに識別の賜物を与え給え。そは、御身の真理の言葉に、われをして背を向けさせんとするあまたの虚偽のいかにあろうとも、われがゆめゆめ聖書の真理を否定することなからんがためなり。アーメン」(2020年7月25日完成)

十字軍の祈り第45番―消極的な考えを退ける「おおイエズスよ、われは御身をほとんど知らずとも、われが御身をわが霊魂のうちに来たり給うを許すべくわが心を開かせ給え。そは、御身がわれを癒し、慰め、われをして御身の平和もて満たし給もうを得んがためなり。われがあらゆる消極的な考えを退け、喜びを感じ、われがいかにして御身をよろこばせ奉るかを知る術を学ばせ給え。そは、われが新しき楽園に入(い)り、愛と喜び、驚嘆の生活を、御身と共に永久(とわ)に送るを得んがためなり。アーメン」(2020年7月24日完成)

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