わが親愛なる娘よ、幻想の影響を受けてはならない、欺くものはここ数日あなたを私から逸らさせてきた。あなたはこれを忙しさのせいにしたが、それはまったくそうではない。彼は非常に狡猾なので、あなたの時間の毎分、故意に干渉する。この間あなたは時間を私に捧げていないことに気づいていた。そうではないか。あなたは注意散漫になり、迷い､そして私なしには内面が空っぽになるということを悟った。私はいつもあなたのそばにいるのだが、それにもかかわらず、私はあなたが私に見捨てられたと感じることを許した。今あなたは、罪のために私が拒む者たちの絶望を経験した。このことのすべてがあなたの霊的進歩のために重要なのだ。私がこれを許すことは無意味なことに思えるかもしれないが、それは私があなたに求める聖性に向かっての訓練の一部なのだ。あなた、わが貴き娘は、この同じ道にいる者たち同様、時折、一種見捨てられたと感じるだろう。

完徳への梯子（はしご）は非常に長い。人は、私に向けて梯子の一段を上がるごとに一段、二段、あるいはそれ以上ずり下がる。この梯子に対して注意深く備えるようにわが従者たちに告げるよう、私はあなた、わが娘に願う。死後の最上段にたどり着くために、それは非常に重要なことであるからだ。2010年11月24日のわがメッセージで私がこの梯子について初めてあなたに語ったとき、ある人々はこの梯子を上るにいかに急ぎすぎるかということについて説明した。あなたたちは、急ぎすぎることは誤りであることを知っている。あなたたちが梯子を上るあいだ、いつでもあなたたちを導いているのが私であると知りなさい。

わが子供たちよ、あなたたちは今、楽園の入り口に通じる梯子の最上段に達する前に、霊的梯子を一段ずつ上っていかねばならない。忍耐しなさい。ずり落ちても失望してはならない。そのまま再び立ち上がり、最初から上り始めなさい。

子供たちよ、あなたたちが私に許すなら、私はあなたたちの手を取り最上段まで連れてゆこう。

あなたたちの最愛の救い主
イエズス・キリスト