宗教のために他人を憎む者は誰であれ、真に神を愛してはいない

マリア・ディバインマースィー

宗教のために他人を憎む者は誰であれ、真に神を愛してはいない
2012年9月24日   月曜日   15:55

わが親愛なる娘よ、宗教のために他人(ひと)を憎む者は誰であれ、真に神を愛してはいない。

神の敬虔な従者であると言う者たちによる偽善が、いかに私の気分を悪くさせることか。これらの者たちは、自分たちに反対する者たちを殺すと脅迫し、自分たちの神々を侮辱する者たちを殺害する。

他人を憎むことは罪である。宗教の名のもとに、他人を殺害したり致命傷を負わせたりすれば、それは大罪である。

神を侮辱したからといってすぐさま他人に死を宣告するなら、あなたたちは神の掟に従ってはいないということを知らないのか。

神を信じているという、あらゆる宗教の者たち、あらゆる信条の者たちに私は呼びかける。もしあなたたちが神を信じているのなら、それならあなたたちは、たとえ他人があなたたちを苦しめようとも、あるいはあなたたちを侮辱しようとも、あなたたちは彼らに愛を示さなければならない。

多くの道がわが聖父に通じている、だが唯一の神が存在するのだ。真の神は世の創造主であり、あなたたちは、隣人を愛するときにのみ神の王国に入ることができ、その隣人とはあなたたちの敵をも含むのだ。

人は非常に簡単に他人を憎む、それは邪悪なる霊が毎瞬、神の子供たちに働きかけ、そう仕向けるからなのだ。神を愛していると公言する信心深い人間が、憎悪にかられて自分が敵だと信ずる者たちを一途に殺害しようと思うとき、邪悪なるものはどれほど喜ぶだろう。

人を殺すならば、何人(なんぴと)も天罰を避けられないだろう。わが聖父の名において人を殺すなら、何人も新しき楽園に受け入れられることはない。

ある者があなたの信仰を侮辱するとき、それはつらいことであり、あなたを傷つけるかもしれないが、あなたはその者のために祈らなければならず、「なんじ、殺すことなかれ」という十戒を決して忘れてはならない。

わが聖父の十戒は非常に単純である。それは明解だ。それは説明のいらないものである、だがわが聖父の掟を破る者は災い。

あなたたちのイエズス

powered by Quick Homepage Maker 5.3
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM