失われし者たちの回心のための、信じる者たちへの呼びかけ

マリア・ディバインマースィー

失われし者たちの回心のための、信じる者たちへの呼びかけ
2010年11月26日   金曜日  15:00

わが親愛なる娘よ、祝されし三位一体は、聖なる真理を、緊急のこととして世のすべての者たちに伝えるために、あなたと一つになる。

あなた、わが娘は、人類のために、私と共に心に痛みと苦しみを感じる。人々の失われし信仰は、あなたに深い悲しみと、彼らの未来への恐怖を覚えさせる。

今、この時、わが最愛なる、忠実にして献身的な従者たちは、霊魂を地獄から救うために、強力な神の愛の絆によって世界中で一致している。これらの、わが光の子供たちはあらゆる国々の者たちである。彼らは、その人種、肌の色、信条にもかかわらず、即座に互いを認識するだろう。この愛の軍隊が、この歴史上の現時点における人間の信仰を強めるその一助となるよう、私は彼らを導いている。

信じる者たちの心のうちに、このようにわが現存を明らかにしたことは未だかつてなかった。親切で思いやりがあると思われる者たちの間からでさえ発せられる悪に苦しむ心を眼にする時のわが苦しみ、その苦しみを彼らは感じるのだ。自己愛がわが子供たちを破滅させている。

利己主義や、あなたたちの周りの人々や傷つきやすい者たちへの思いやりのなさが、消し難い恥ずべき汚れを残す。人間が隣人に示す残酷さは、みな一つの動機、自己満足からだが、かつてないほどである。自分自身に必要なものに執着することは、わが永遠の聖父の眼には罪である。

自尊心の名によってなされるまちがった弁解は、全く受け入れられず、わが教えに反している。互いに愛し合いなさい。自分自身が扱われたいと思う様に他人(ひと)を扱いなさい。自分自身の必要なものの前に他の人々の必要を考えなさい。あなたたちの兄弟姉妹が他の者たちからの不正に直面しているときには、彼らの人権のために立ち上がりなさい。物資的メリットを得るためにある人間を罰することを正当化しては決して、決してならない。あなたたちの敵にさえも愛と憐みを示しなさい。これは、あなたたちが感じる唯物主義者的な不安のために容易なことではない。多くの者たちが人間にとって自然なことだと思っている、富、美しさ、そしていわゆる成功への利己的執着の症状は、恐ろしい混乱をもたらしている。

自尊心という名によって自分自身の必要性を優先するという、洗脳された考えが人々の精神に植え付けられてから久しい。この考え方は、現代的コミュニケーション手段によって強化されてきた。わが子供たちが、ほとんど毎日の様に、テレビ、メディア、映画、音楽、そしてインターネットによってこれらのメッセージについて耳にするとき、人々は、これらのメッセージを重要なものとして受け入れるのだ。

偽りの約束であるにもかかわらず喜びをもたらすと訴えかけている、拒否し難いそれらの信念は、わが子供たちが、嘘―欺くものであるサタンによって植え付けられた嘘を受け入れるということを意味する。

他の者たちを出し抜いてきた者たちがその後まもなく感じる不安について、彼らが理解することは難しい。欲しがっていたものを獲得した彼ら、わが子供たちは幸福ではない。そして彼らは同じものをさらに、さらに求めるのだ。彼らの欲は飽くことを知らない。それは無駄なことだ。彼らは完全に満足することはできない。彼らには真の喜び、自然な満足がなく、心の中に感じる空しさ(の原因)を理解しない。

あなたたちが、人より自分を最重要視するなら、それは利己主義である。あなたたちが自分より弱い者、傷つきやすい者に不当に付け込むなら、それは罪である。あなたたちが、その人間の、尊厳をもって生活する能力を損ない、家族を適切に養う権利を彼らから奪うことは、深く私に背くことである。私はそれらの者たちと共に苦しむ。隣人に対して悪いことをするなら、それは私に対してすることなのだ。悪意のある言葉で隣人を傷つけたなら、それはわが心に痛みを加える罪となるのだ。

人が他人を暴力をもって罰するとき、私は十字架上のわが受難の苦しみをこうむるのだ。私はそれを追体験するのだ。身体的に人を傷つけるとき、私はその痛みを感じる。もしあなたが殺人者なら、あなたには、私を十字架に釘づけにした決定的な侮辱の罪がある。

子供たちよ、次のことを知りなさい。罪はあなたたちを地獄に導く。このことは、私を憐み深い審判者として見ている信徒には驚きとなる。痛悔するあなたたち一人ひとり、すべての者に与える限りない憐みのわが約束は、依然として保証されている。だが、その混乱した生活において過ちを悟らない者たちを、いかにして私が救えようか。

わが教えの真理を説くことは重要なことである。わが子供たちの多くが神の言葉を知ることがきわめて困難なのは、溢れているかくも多くの娯楽に引きつけられるゆえである。多くの者が、預言者、あるいは聖書による神の教えの知識を持ち合わせていない。多くの者は単に知りたくないのだ。その他の者たち、彼らは、今日の預言者やヴィジョナリーによってすべての者が見るべき印と共に「言葉」が広められてさえ、耳を傾けることを拒むのだ。これが、信じる者たちが他の者たちのために祈ることが義務となる理由なのだ。今は特別な祈りが必要とされている。わが最愛のシスター・ファウスチナに与えられた、強力な祈り、「御憐み」(御憐みのチャプレット)を祈ることで、多くの回心が起こるだろう。

それが起きたときには、すべてのわが子供たちは、祈りを続けるために祈りのグループに戻り、わが放蕩の子供たち―あなたたちの兄弟姉妹を導くよう私は願う。

私の名によって、また三位一体によって、私は、わが最愛の子供たちがわが心と一致して軍隊に加わり、私が人々の霊魂を救うのを手助けするよう促す。私は彼らすべての者たちを非常に愛しているので、私は彼らのために悲しみに泣き、恐怖のあまり苦い涙を流す。光の中のわが従者たちよ、それらの失われし者たちもまた、彼らがそのために必死に励む真の楽園を経験するよう、彼らを再びわが家族と一致させるのを手伝いなさい。

あなたたちの手を彼らに差し伸べなさい。彼らに語りかけなさい。彼らの言うことに耳を貸しなさい。彼らがあなたたちの顔に嘲りを投げ返すとしても、彼らに憐みを示しなさい。忍耐を示しなさい。とりわけ、あなたたちを通して、彼らに対するわが愛を感じさせなさい。

そのとき、あなたたちを馬鹿にしてさえ、彼らがあなたたちを退けることは難しいだろう。祈りによって、あなたたちは彼らの霊魂を救うことができるし、また救うことだろう。

私は、あなたたち、わが貴き従者たちに挨拶を送る。あなたたちの私、天の元后であるわが祝されし母、そして祝されし三位一体への愛と献身は、私に涙させる。

私たち、そして天の天使と聖人たちは、今のこの呼びかけにあなたたちが応えてくれたことを喜んでいる。だから行って、わが永遠の聖父の御名によってあなたたちの仕事をしなさい。わが群れを連れ戻しなさい。

あなたたちの忠実な救い主
イエズス・キリスト

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