わが親愛なる娘よ、前もって言われたように、世は私を見捨てた、そしてわが体に最大の裏切りがなされた。

わが言葉はずたずたにされている、そしてわが教えに精通しているという者たちの多くが、わが教会に加えられる迫害に気をとめないだろう。まさに私が磔刑の間に、わが道にこの上もなく通じていると誇らしげに自慢する者たちから罵（ののし）られたように、この、わが王国を主張するために私が再びやって来るということについて、私は非難されるだろう。

単純さと謙遜を欠く忘恩の者たち、彼らは自分たちが真理を語るにふさわしいとは思わない者たちの声を決して受け入れない。彼らは真理を決して受け入れない。彼らがわが名によって虚偽を受け入れるなら、神の霊が霊魂に横溢（おういつ）するための余裕が、その心に無くなるからだ。わが大いなる憐れみ―私が世に約束した日―に人類が準備されるのとは裏腹に、彼らは背を向けるのだ。その高慢で頑（かたく）なな心のため、彼らは、進んで私に心を開くために送られる天の印に気づかないだろう。同時に彼らは、神の言葉が世界中のすべての罪人に及ぶのを阻止するために、できることは何でもするだろう。そのため、私は彼らに次のことを肝に銘じさせる。

私に一人の霊魂を失わせる者は、自分自身の霊魂を失うことになる。私の行く道を塞ぐ者は、自らが行くべき所を失う。神の御旨を呪う者は呪われる。もしあなたたちが、私が再びやって来るというわが約束の真実性を思い起こすことができないのなら、一体あなたたちは何を私から学んだというのか。わが王国は、天にあるがごとく地にも到来し、私が語ったことを理解しないでいる者たちは相変わらず理解しないだろう。彼らはいま私が送る恵みを無駄にしてしまっていることだろうし、大いなる日のわが光に目を眩（くら）まされるような闇の牢獄の中に自らを閉じ込めるのだ。

わが時はすぐにやって来る、あなたたちを準備させるために私にできることには限りがある。わが愛は憐み同様大いなるものであるが、あなたたちもまた自分たち自身を助けねばならない、わが救いの約束にふさわしい者となることは容易なことではないからである。

あなたたちのイエズス