マリア・ディバインマースィー
代わりに、彼らは教会の教えとドグマを切り離すという罠に陥るだろう
2014年12月15日 月曜日 21:55
わが親愛なる娘よ、ファリサイ人が私を攻撃するため、思いつく限りの策略を駆使して一団を送ってきたとき、同時に彼らは神殿でメシアの到来に関する預言について説教していた。彼らが私をひやかし、私の身持ちについての嘘を広める際、彼らは聖書から言葉を引用したのだった。ファリサイ人が、わが聖父を辱(はずかし)めるあらゆる種類の名で私を呼び私を迫害しながら、彼らは神の民をメシアの到来に備えさせ続けたのだ。私は彼らの中にいたのだったが、私が聖霊に満たされていた為に私を無視はできずとも、彼らは私を認めることを拒んだ。私が死から甦(よみがえ)ったとき、ファリサイ人はわが復活の証拠を示されたのだが、代わりに、真実を隠ぺいするために嘘を広めた。その行動の結果として、彼らは多くの人々を、その正当な遺産―永遠の生命の賜から引き離したのだった。
今、私が世をわが再臨に備えさせている時に、地上のわが教会の聖なる僕たちは、同じことをするだろう。彼らは、私が再びやって来る大いなるその日について説教するが、その日は他の世紀にやって来ると思っている。彼らは私が望むようには人々を準備させない。彼らはわが民に、告解するよう、祈るよう、秘跡に与るよう、また、「書かれた言葉」に対して厳格にこだわるよう勧めない。代わりに、彼らは教会の教えとドグマを切り離すという罠に陥り、神の預言者たちを通して与えられるメッセージを受け入れることを拒否するだろう。
『真理の書』によって今私が語りかける時、彼らの何と盲目であることか。わが王国に通じる正しい道を実際には知らずに、わが王国への道を辿っていると主張する彼らの何と無知なることか。彼らは聖書を読み、研究し、まずそこに書かれていることを受け入れなければならない、そうしないで、いかにして彼らは私を知りえようか。夜中の盗人(ぬすびと)のように私はやって来る、だが彼らは、準備の必要性を感じなかったゆえに私を迎える準備ができていないだろう。
いま私はあなたたち、わが聖なる僕たちに、私の前に立ち、私の言うことに耳を傾けるよう願う。私はあなたたちに、現存する私を信じ、人間の罪を贖うために私がした事、またわが聖父の契約を成就するためにいま私がしなければならない事をそのまま信じるよう願う。時が近づくにつれ、わが日がすぐにも訪れるという印があなたたちに与えられるだろう。あなたたちが微睡(まどろみ)から眼をさまし、わが声を聞くようにあなたたちに印を与えるのだ。私は、あなたたちが罪について真実を、神の聖なる言葉の真理を、そしてそれがわが神性についての真理同様、いかに改竄(かいざん)しえないものであるかを語るようあなたたちに促す。
これらの印があなたたちに与えられると聖霊があなたたちに注がれ、あなたたちの中の、単純な従順をもって私を愛している者たちは、この時代に私があなたたちに語りかけていることを即座に知るだろう、そのことを私は荘厳に宣言する。そうして私はあなたたちをわが愛で満たし、あなたたちは精神の明晰さと、世と神の子ども一人ひとりを救うためのわが計画の実現を手助けするのに必要なものを見極める力とをもって、あなたたちは物事の本質をありのままに悟ることだろう。聞きなさい。備えなさい。わが力、わが勇気を求めて祈りなさい、そして、私に対するあなたたちの義務を決して忘れてはならない。
今も、いつも私を愛し仕えるために、平和のうちに行きなさい。
あなたたちのイエズス
powered by Quick Homepage Maker 5.3
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM