私を信じていないと言う者たちに、私は次のことを言う。この質問を自らに投げかけてみなさい―自分は子供の頃に神を信じていたその時期を思い出すことができるだろうか。神を信じていた子供のころを思い返してみなさい。親がどんな宗教に従っていたかは問題ではない。あなたは信じていただろうか。何が変わったのか。変わったのは他の人間の影響だろうか。彼らは、あなたが存在することに対して合理的な答があると、あなたに伝えたのだろうか。

時の始まり以来、わが子供たちにとって、この世界の外に他のいかなる存在をも受け入れることは困難なことであった。世界を見回せば、わが永遠の聖父（ちち）の創造の不思議が目に入る。太陽、月、川、植物、動物、そしてあらゆる創造の妙味が目に入って来る。それなら次の質問に答えてみなさい。これらのものすべてはどこから来たのか。あなたたちは、それらのものが、超越的存在以外の何かから生じたと心底信じているのか。ニューエイジ運動の中に存在する、いわゆる占い師によって広められている虚偽を耳にするときには警戒しなさい。彼らは彼らが真実だと信じるものと、新時代において彼らに約束されている刺激的な人生へと導かれている。彼らが信じるよう導かれてきたその時代は、新しい楽園ということであり、人間が支配される一つの形だが、栄光に満ちた宇宙の中心である。だがそれは偽りの教義である。信者たちを含む多くの神の民は、誤りからこの教義と光の教義とを混同しているのだ。

彼らはデーモンに導かれている。彼らがデーモンに導かれていることを知っている者たちもいる。その他の者たちは知らない。彼らが空虚に通じる無益な道を辿り続ける前に、彼らが真実を悟るように祈りなさい。

無神論者たちに私は次のことを言う。どんなにあなたたちが私に背こうとも、私はあなたたちを愛している。他の考えに導かれてそれを信じている無神論者たちよ、立ち止まり、考えなさい。人間の論理を追及することで、彼らは単に別の信仰を信じているのだ。人間が支配する信仰をだ。神が、ではない。だが、私がそのために戦うことになる、これらの同じ者たち、わが貴き子供たちが、人類の敵である欺くもの、サタンに従うよう勧められているのだ。神の子供たちに圧力を掛けるためにはどんなことでもする無神論者たちに、なぜそうするのかを尋ねてみなさい。

私を否むだけでは十分ではないのか。なぜこれらの者たちは嘘を吐くのか。これら無神論者のグループの多くが、わが子供たちを偽りの教えへとおびき寄せ、そそのかすためのアジェンダ（指針）を持っている。勘違いをしてはいけない、彼らの信念は別の形の宗教のなのだ。宗教―知性の力、理性、そしてプライドを賛美する宗教である。彼はサタンの特質そのものに倣っているのだ。その盲目によって彼らは別の信仰―愛の存在しない闇を賛美する宗教に従っている。

これらの無神論者たちは非常に激しやすく、自分たちの宗教を誇っているので、自分たちが表すものが一つの宗教―彼らの愚かさを笑っている欺くものの宗教であるということを悟っていない。

無神論者たちよ、最後に一度、私の言うことに耳を傾けなさい。今、聖書へと立ち戻りなさい、ヨハネの書（『黙示録』）を読み、今成就しようとしている真実を考えなさい。日々あなたたちの前で出来事が徐々に明らかになるとき、あなたたちが眼にするように、それ（黙示録に書かれてあること）が現実のものであるとは思えないだろうか。

わが言葉、久しい昔に前もって言われたわが預言が真実だと言うことがあなたたちには分からないか。目を開き、次の様に一度私に語りかけなさい。

「神よ、もしあなたが真理であるなら、あなたの愛の印を私に示し給え。導きを受けるべく私の心を開き給え。もしあなたが存在するならば、私が真理を見ることができるように、あなたの愛を私に感じさせてください。今、私のためにお祈りください」

最後に一度私はあなたたちに呼びかけているので、私は次のことを言う。愛は人間によってつくられるものではない。あなたたちには愛は見えないが、感じることはできる。愛は、永遠の聖父から来る。それは人間への一つの賜である。それは闇からは来ない。あなたたちが感じる闇には愛はない。真の愛がなければあなたたちは感じるということはできない。あなたたちには光が見えない。あなたたちにはいかなる未来も見えない。私は光である。私は未来である。私はあなたたちに栄光と命をもたらす。いま立ち返り、わが助けを願いなさい。願いなさい、そうすれば私はあなたに応え、あなたをわが腕で包み込もう。

あなたが再びわが最愛の子となるとき、わが随喜の涙があなたたちを救うだろう。さあ、来なさい、そして楽園で私と共にありなさい。

あなたたちの愛に満ちた救い主

イエズス・キリスト

訳注：不可知論者―神の存在を肯定も否定もしない人々。無神論者―神の存在を否定する人々。