ストリックランド名誉司教の手紙

無原罪の御宿りの祝日
親愛なる司祭兄弟の皆さん、

新しい典礼年度の始まりにあたり、私はできるだけ多くの皆さんに、シンプルだが深いお願いを申し上げなければなりません。それは、私たちの司祭生活の重要な刷新に私と一緒に参加していただきたいということです。たとえ別の言語に翻訳することを意味するとしても、この手紙をできる限りすべての兄弟司祭と共有することを強くお勧めします。私の願いは、世界中のカトリック司祭がこの刷新において私に加わる機会を持つことです。

「カトリック教会のすべての司祭がこのメッセージを受け入れるべきだという主張と共に、そのような大胆なメッセージを送るあなたは何者ですか?」と疑問に思うかもしれません。私は聖母とその御子イエズス・キリストに献身的な司祭かつ司教にすぎません。この献身を通して、私たちの母と主にあってますます深まる生活を築いていただきたいと願っています。私たちに御子の御許に来る恵みを与えてくださった聖母マリアが、礼拝のうちにあなたを御子のもとへ導いてくださるように。そこであなたは主の聖体の御顔の光に照らされ、それがあなたを主の聖体の聖心へとまっすぐに導き、そこでもまたあなたたちは主の母とその汚れなき御心に伴われるでしょう。

私たちは深く聖体とマリアの司祭になるべき時であり、神の意志よりも世の意志に従ってキリストの花嫁(教会)を形づくるための、すべてのいさかい、混乱、誘惑を脇に置くべき時であると私は信じています。私は聖ヨハネ・ボスコの夢を思い出します。そこで彼は、絶望的な状態にある聖ペテロ号(船=教会:訳注)を見ました。教会の唯一の希望は、私たちの聖体の主の柱への強い絆(きずな)であり、同様に主の御母であり私たちの母である無原罪の聖母マリアの柱への強い絆です。聖ヨハネ・ボスコの 2 つの柱に関するビジョンを読むことをお勧めします。それは私たちの時代について語っています。

兄弟たちよ、私のメッセージは別の計画や抜本的な改革に関するものではありません。それは、すべての司祭の心が変貌を遂げる方法でイエズスの聖心を知るようになるということであり、イエズスの聖心への最良の方法は、イエズスの御母の汚れなき御心を通してであるということです。

刷新への呼びかけは複雑でも洗練されたものでもありません、私たち一人一人が、私たちのために命を捨ててくださった主のために自分の命を捨てることが求められています。司祭たる兄弟がその呼びかけに躊躇する場合は、彼のために祈り、励まし、聖体およびマリアの司祭になるよう願ってください。

私の心が皆さんの心に語りかけ、私たちが共に主の聖心に、私たちの主イエズス・キリストの聖心にさらに近づくことができるよう願っています。そこに私たちは真実を見出します。

ひざまずいて祈り、司祭たちを通して花嫁の再生に私たちを導いてくださるよう主に願いましょう。

ジョセフ・E・ストリックランド名誉司教

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