キリスト教は一つの主要な理由で攻撃されている

マリア・ディバインマースィー

キリスト教は一つの主要な理由で攻撃されている
2012年10月3日  水曜日 13:30

私はあなたたちの神秘的浄配、汚れなき乙女マリアから生まれた「人の子」である。

わが親愛なる娘よ、私が邪悪なるものに愚弄されながらゲッセマネの園にて幻視したすべての恐るべきことは、今、わが目の前で繰り広げられている。

あらゆる場所で人々は信仰を失ってしまった。人々は混乱の海を漂流し、かつて世界にこれほどの大規模な棄教は見られたことはなかった。

人間同士の愛は消滅してしまった。

他人(ひと)の困窮を顧慮することはもはや美点とは見なされなくなった。

今日の世界では多くの者の心を貪欲、肉欲、妬(ねた)みが支配している。人の心は冷え切り、もはや命そのものを敬わず、殺人をものともしない。それを当然だと思っている。

キリスト教は一つの主要な理由で攻撃されている。それは、あなたたちの国々において、罪を大目に見る法律の導入を容易にするためである。

偽りの宗教、偽りの偶像への妄念(もうねん)が猛威をふるっている。わが教会は崩れつつあり、わが聖なる僕(司祭)たちは、ほとんどが罪の危険を、また永遠の命の真理を力説しない。

憎悪、戦い、貪欲、肉欲、妬み、自己愛はすべて、虚偽なる状態―わが教えの真理に似ても似つかない一つの状態と密接に関係している。

その時、ゲッセマネの園にて、私は、わが十字架上の死が、今日のこの世代によってありのままに見られることはないということを知っていた。それは痛み―剣の様に心臓を貫く痛みであった。

人間をわが聖父の御眼(おんめ)において贖(あがな)うために、私が人間のために捧げた犠牲は今日認められてはいない。人間は何と際限もなく忘れ果ててしまったことか。何と人々は教えられることに疎遠となってしまったことか。これらすべては、褒められるべきこととして世に示されている、罪を大目に見ることと関係しているのだ。

戦いと憎しみはウィルスの様に広がってゆく、それは邪悪なるものの企(たくら)みだからである。サタンによって心に植えつけられた嘘に従う政府のリーダーたちによって拡散される猥褻(わいせつ)を眼にすることで、わが従者の痛みはわが痛みと一つになるだろう。

サタンとそのデーモンたちは強力である。彼らが心に侵入することを許した者への彼らの支配を緩(ゆる)めることが簡単などと一瞬たりとも思ってはならない。サタンとそのデーモンたちは簡単に引き下がることはなく、人々を無力にして、助けを求めて私、イエズス・キリストに向おうとするのを阻止する。

これらの者たちは祈ることを苦痛に感じる。彼らの口から祈りの言葉が発せられることはない。彼らは私のことを考えるだけで嫌悪を覚える。祈ろうとするかもしれないが、それは彼らにとって大変な努力を要することとなる。

自分たちは善人で、人に害を与えることもないと言いながら、自分たちの生活において私、イエズスを受け入れない者たちは、次のことを知りなさい。あなたはキリストの従者ではない。もしあなたが私の元に来なければ、あなたがわが聖父の王国に受け入れられることはない。

わが聖父の王国に入るには準備が必要である。サタンは人を逸(そ)らすために素早く動くので、多くの者たちは気づかないうちに捕らわれてしまうのだ。

世の大いなる騒乱と、わが聖父、万物の創造主なる神を認めない今の時代が行き着く先は一つ。

破局である。人類を救うため、人類を浄めるために、天罰は世界中で下されるだろう。もし人々が耳を傾けることを拒むなら、彼らは真理を聞くことはない。

真理は地上で命だけを救うのみならず、永遠の命をももたらす。

真理を受け入れないことは、身体的、霊的、両方の死をもたらす。

人間が選択する時は到来した。私は、私に従うよう人に強制はできない。あらゆる賜、恵み、そしてこれから与えられる奇跡にもかかわらず、依然として人間は私に背を向けるのだ。

わが大いなる憐みにもかかわらず、依然として命よりも死を選ぶ者たちがいるのだ。

あなたたちのイエズス

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