わが親愛なる子供たちよ、わが聖子の磔刑は、多くの点で意味あるものでした。わが聖子が殺されたのはローマ兵の手によるだけではなく、神の言葉の献身的な従者であると主張する者たちの命令にもよるものでした。

わが聖子の鞭うち、迫害、死は、神の神殿で信徒を導いていた者たちの指示のもとに行われたのでした。彼らは、自分たちが真理だと知ることのすべてを捨て去ったのです、なぜなら、彼らはわが聖子、イエズス・キリストがメシアであることを受け入れることを拒んだからです。彼らが楽しんでわが聖子を処刑したときに、神によって定められたすべての掟は破られたのです。

主の日が来る前に、彼らは再びわが聖子を磔刑に処するのです。彼らは、わが聖子の聖なる言葉を裏切ることによってわが聖子を鞭うつのです。彼らはわが聖子に忠実な者たちを迫害し、そして彼らはわが聖子の体を冒涜するのです。でも、彼らはわが聖子を殺すことはできません、わが聖子の体―教会は死ぬことはありえず、弱い状態ながらも最後まで立ち続けるからです。

今の時、あなたたちは、すべての生命は神から来ると言うことを思い起こさなければなりません。死は神に対して何の力もありません。命は、ひとたび与えられたなら、死ぬことはありません。まもなく死は人間に何の力も持たなくなるでしょう、そしてわが聖子の復活によって、人間もまた体と霊魂の永遠の命を得るのです。キリストに信頼し、キリストに忠実である者たちは命を得ます。完全にキリストを拒む者たちだけは、命を得ることはありません。

神の聖なる言葉を固守するあなたたち皆を、栄光の命が待っているということを知って喜びなさい、死は決してあなたたちを滅ぼすことはないからです。

あなたたちの愛に満ちた母
救いの母