わが親愛なる娘よ、わが玉座は新しくなった地にすえられ、間もなくすべての者が、わが聖父（ちち）の御旨に従って平和と調和のうちに生きるのだ。

世は原初のようになり、不調和を感じることはなくなる。天使、聖人たちに加わるべく選ばれたすべての神の子供たちは、完全な存在を生きる。だが次のことを知りなさい。どちらの道を選びたいかを決めるチャンスが与えられるごとに新しき楽園の現実を受け入れない者たちには、再びチャンスが与えられることはないだろう。ひとたび天と地が一つになったなら、もはや煉獄は存在しない。無償で与えられるわが憐みを受け入れることを拒む者たちが辿る（たど）唯一の道は、地獄へ通ずる道である。多くの者たちはほとんど完全に知的理性に頼っているゆえ非常に頑ななため、知らないうちに、地獄の火の中で永遠に過ごすことを選ぶのだ。

神を信じない者たち、あるいは真理を受け入れない者たちは、サタンの存在を信じない。彼、欺くものは嘘で人の精神をくもらせ、拷問部屋へと誘導するのだ。ひとたびそこに入ったなら、彼の人間への憎しみゆえ、彼は休むことなく永遠に人間を苦しめる。その時には、私は彼らを助けることはできない。傲慢な者たち、無知なる者たち、そして心の頑（かたく）なな者たちのために、ひどく悲しみ、泣く。彼らはすこぶるプライドに満ちているため、そのために私を見ることはない。もし人がプライドの罪のうちにあるならば、その者は私を見ることも、わが真実の言葉で満たされることもない。一方、私を知っていながらも、自分たちの条件で私を受け入れる者たち、あなたたちもまた自分たち自身を私から引き離すのだ。

なぜあなたたちは私を知っていると言い、それでいて私に従うことについて私があなたたちに命じたことを歪曲するのか。自分たち自身をキリスト教徒と呼びながら、自分たちの生活様式に合わせるために歪曲した偽りの神学と虚偽を受け入れる準備をすることがどうしてできるのか。私に従わず、わが教えの真理をそのまま受け入れないなら、あなたたちは一体何者か。あなたたちは裏切り者である。あなたたちは私を裏切るのだ。一度私を裏切るなら、あなたたちは何度も裏切る誘惑を受け、果てはあなたたちはわが目においてもはやキリスト教徒ではなくなる。

私は、わが言葉を信じる者たち全てに問わなければならない―いつ私が罪を大目に見ただろうか。私は罪を赦すが、断じて罪を大目に見ることはない。もしあなたたちが、私が罪を大目に見ると思っているなら、それはあなたたちが罪を正当化していることになる。あなたたちは考え方の誤りのために苦しむことになり、あなたたちは私を裏切った者たち、私を嘲（あざけ）った者たち、私を嘲笑した者たち、そして私を十字架に付けた者たちと同じである。

覚えておきなさい、私はあなたたちに真理を教えたのだ。真理だけが、今この、人類を救うためのわが契約の最終段階に、私が世にもたらす救いをあなたたちに受け入れさせるのだ。

私は真理であるということを決して忘れてはならない。私がもたらすものは真理だけである。

あなたたちのイエズス