わが親愛なる最愛の娘よ、当初から、私が「真理の書」の秘密を開示したとき、私は、この書は聖三位一体を表す預言者たちに―その数は三人の預言者たち―前もって伝えられていたとあなたに語った。あなたを恐れさせるために私はこれらのことを語るのではない。あなたが完全に私に信頼するために、これらの事実を私はあなたに語るのだ。

わが娘よ、わが父の、回心を広めるための計画は、このミッションが始まった瞬間に始まったのだ。大いなる背教、冷淡、神の言葉への恥ずべき無関心の時代に、この回心は大いに必要なものである。神の子供たちには聖書において真理が与えられたが、聖書に書かれてあることの多くは、今日の世界では人々にほとんど影響を与えないのだ。なぜなのか。かくも多くの者たちが、娯楽に気を紛らし、手軽に楽しみ、刺激を与えるものには何にでも簡単に飛びつく。人類の創造の真実でさえが否定されてしまった。代わりに、人間自身が作り上げた偽りの神々へのばかげた信仰で置き換えたのだ。オカルトにおけるマジックや邪悪な真似事は、多くの者たちをひきつけ、生活に感覚的なものを求めている者たちの創造力を掻き立てている。

そして、精神世界の知識を悪用する者たち、また多くの者たちを私から離れさせている者たちがいる。霊的賜によって自らに権能を与える代わりに、これらの哀れむべき者たちは、地獄へ行ったものたちの霊を呼び、邪悪な霊を引き寄せるのだ。これらの悪霊は、自力では決して抜け出せない蜘蛛の巣に彼らを引き込むだけである。ニューエージ、魔術、タロットカード、透視に手を出す者たちは、多くの場合にはそれと知らずに、他の者たちに大きな苦悩をもたらす。一（いつ）なる真の神の前に偽りの神々を置くこのような者たちは皆、偶像崇拝の罪―恥ずべき罪である―にある、なぜなら、彼らは真理から離れる前に真理を知っていたからである。

次に、サタニズム（悪魔崇拝）を行い、他人（ひと）を呪う者たちがいる。彼らはあまりにも堕落しきっているので、絶えず私を愚弄し、すでにデヴィルと協定を結んでいるゆえに非常に忌まわしい行為に身を染める。私が何をしても彼らは変わらない。ああ、これら誤って導かれている者たちのために、どれほど私はつらい涙を流すことか。

次に、私を知りながら、ほとんど私と共に過ごすことのない者たちがいる。彼らこそ私を大いに悲しませる、彼らは自分の霊魂を気にかけないからだ。彼らは、自分たちには生来、永遠の命の権利が与えられていると信じてはいるが、それは努力して獲得しなければならないものだとは信じていないのだ。それらの者たちの多くが、自己満足的な余り、秘跡を軽んじ、十戒に注意を払うことは滅多にない。十戒は今日でも有効であるということを信じてはいないからである。多くの者たちは、地獄、あるいは煉獄を信じていない。彼らは、非常に危険な道を歩んでいるのだ。間もなく、わが敵たちによって導入される、新しい、薄められた教義が与えられた時に、彼らはさらに欺かれるのだ。彼らには、今、多くの祈りが必要である。

最後に、私の一番近くにおり、聖なる事柄をことごとく知る者たちがいる。これらの者たちは私に大きな慰めを与えてくれ、私は彼らに頼る。だが、それらの者たちの中に、真理を生きていない者たちがいる。彼らは真理を説くが、わが教えの基本を実践していない。彼らは、ふさわしく他人（ひと）を愛さない。彼らは、自分よりも聖なる事柄について知らないと思える者たちを見下す。自分たちを他人よりも優れていると考え、他人よりも神に愛されていると考えている者もいる。これらの偽善者たちはもっとも私を憤慨させる、なぜなら、これらの者たちは、わが眼に自分がいかに罪を犯しているかを悟らないからである。

つまり、真理は決して軽視されてはならないということだ。あなたたちは皆、真理を与えられたが多くの者がそれを忘れてしまっている。あなたたちは真理にうんざりしているのだ。真理は厄介極まりないものだー余りにも時間を取られると。多くの者たちが真理を、今日の多忙な生活にあってはもはや実際的に重要なものではない類いのもの、と考えているからだ。あなたたちを救いから離れさせようと望んでいる者たちによって虚偽が与えられるとき、あなたたちの多くが私を否み、そして最後には全く私を拒絶するのだ。それが、あなたたちが真理を一通り学びなおさなければならない理由である。

一つの真理が存在し得るのであり、それははじめより神によって定められた真理である。

あなたたちのイエズス