わが親愛なる最愛の娘よ、多くの者たちが、わが大警告は人間に絶望感と不必要な心配をもたらすと誤って信じている。それは理解はできるが、次のことを知りなさい。これからやって来る未来の世界は、すべての点において息をのむほどすばらしいものだ。あなたたちのために準備されてきた楽園は、私がそのほんの一部を明らかにしただけで、あなたたちに畏怖と感嘆、そして大いなる興奮を覚えさせるものだろう。人間が未知のものに対して恐怖を抱くことと、あなたたち一人ひとりに永遠の命をもたらすというわが約束への信頼の欠如しているゆえに、わが王国に自分自身を備える多くの者には（それが）困難なものとなる。

わが最愛の従者たち、わが愛しき小さき者たちよ、あなたたちの中でわが新しき楽園に入る者たちが身体的死の苦しみを味わうことを私は許さないということを、どうか知ってほしい―それはこの祝されし世代へのわが賜である。今日あなたたちが生きている世界からわが新しき楽園への移行は、瞬（まばた）きする間に行われる。人間に対するわが愛とはそれほどのものなのだ。その大いなる日の前に、あなたたちが皆わが王国を受け継ぐように、私はあなたたちを準備させねばならない。あなたたちがいま忍んでいる試練、またこれから訪れる試練にあなたたちを遭わせる必要はないのだ―それはその通りである。しかしながら、わが言葉とわが憐みを当然のこととして軽視する多くの者たち、彼らを私は準備させねばならないのだ。あなたたちに真実を思い起こさせることなく、いかにしてあなたたちを浄められようか。真実だけが、あらゆる機会をとらえてあなたたちを私から引き離そうとする邪悪なるものに縛り付けている足枷（あしかせ）からあなたたちを自由にするのだ。わが王国においてあなたたちが正当に受ける権利のある遺産を確かなものとするわが呼びかけにあなたたちが応えなければ、自分が勝利するということを邪悪なるものは知っているのだ。

楽園に向けて一歩いっぽ私に従う者だけが、永遠の救いを得ることに成功するのだ。どうか忍耐強くあってほしい。わが呼びかけに注意をはらってほしい。これらのメッセージを通して私があなたたちに手を差し伸べようとするとき、どうか私を押し退（の）けないでほしい。わが聖父の書ですでにあなたたちに知られているわが聖なる言葉によって、私に信頼することを学びなさい。

私が悪について語るとき、あなたたちが直面することになる欺瞞について私は単純に明かすのだ。欺瞞についての問題は、それが真理に対してあなたたちを盲目にし、あなたたちを偽りの教義の中へと吸い込んでゆく一つの信条（a creed)を信じ込ませることになるということだ。この新しい教義において、敬われるのが私、イエズス・キリストでなければ、その教義が聖霊によって導かれたものではないということを、あなたたちは確信することができるのだ。心を静め、子供の様に信頼し、私があなたたちを愛するように私を愛しなさい。決してわが憐みに抗ってはならない、決して私を恐れてはならない、そして特にこの人生であなたたちが苦しむとき、私に対して怒っては決してならない。すぐにも私はあなたたちを故郷に連れてゆくからだ。大いなる日が明けるや否や、世界が誕生し、新しい、素晴らしい生活が、あなたたち、またあなたたちの愛するすべての者たちを待っているのだ。あなたたちは皆私に結ばれ、眼に見える敵はなく、恐怖、危険、あるいはどんな苦しみもない。ならば、なぜわが王国を恐れるのか。それは、あなたたちが地上での全生涯にわたって追い求めるが、どんなにそれらの賜を前もって得ようと努力しても決して真には達成できない、幸福と愛とをあなたたちにもたらすのだ。

あなたたちへのわが最大の賜は、永遠の命である。恐れることなくわが賜を待ちなさい、恐れる代わりに、愛と期待をもってわが新しき王国を待ち望みなさい、楽しみにすべきことは多いからだ。

あなたたちのイエズス