あなたたちが私を信頼するなら、それは無条件でなければならない
2014年7月23日   水曜日    17:04

わが親愛なる娘よ、私とあなたたちの関係でいえば、信頼とは非常に誤解される言葉だ。信頼するということは簡単なことではない、人間は罪人であり、愛する者の間であっても、いつでも信頼を損ね得るからである。

私を信頼するということは人間にとって非常な努力を要することである。あなたたちが私を信頼するなら、それは無条件のものであるか、あるいはあなたたちの条件をつけてはならない。あなたたちが私を愛していると言うなら、それには多くの段階がある。第一の段階は、私が教えたことすべてへの信仰と愛の表明であり、また私が「在るもの(Who I Am)」ゆえの愛である。第二の段階は、わが教えに対する愛と私への深い同情に動かされる段階である。第三の段階は、あなたたちが私と完全に一致したとき、あなたたちがわが愛を、わが痛みを、わが苦しみを感じ、その理由もわからずに神の真の子供であるということがどういうことを意味するかを悟るときに起こる。それは、私が初めであり終わりであること、すべては私から出たということを認めることを意味する。

あなたたちが、子供の様に開いた心で私を愛するなら、あなたたちは無条件に私を愛することだろう。あなたたちは、すべてに望みを失くしたときに私が助けに来ることを知るだろう、あなたたちは、人間への私の愛が不断のものであり、悪意なく、差別なきものであり、どんなことをしたとしても一人の罪人をも私が拒むことはないということを知るだろう。その時までに、あなたたちにはわが神性への疑念もなくなり、あなたたちは自分自身を完全に私に明け渡していることだろう。あなたたちがこのように私を愛するときに間違いなく人の手によって苦しむだろうが、あなたたちはすべてを私に委ねるだろう。

わが光があなたたちの霊魂の中で輝くゆえに、私を拒む者たちは、あなたたちを侮(あなど)り、あなたたちを嘲(あざけ)り、あなたたちを鞭打ち、生活を困難なものにするためにできることは何でもするだろう、だが思い違いをしてはならない、キリスト教徒は常に軽蔑されてきたのであり、そして、まさに私がそうであったようにこれからも、最後の日まで迫害され続けるだろう。

私を信頼しなさい、そうすれば私はあなたたちの荷を軽くし、あなたたちが、私ゆえにあなたたちを憎む者たちによって野蛮な攻撃を受けるあいだ、あなたたちは平和でいられるだろう。あなたたちが私から離れていると感じる時にはいつでも次の十字軍の祈りを唱えてほしい、そうすれば私はあなたを助けに来る。私は、この世のどこにも見出すこともできない、また将来、決して見出すこともないだろう平和であなたたちを満たそう。

十字軍の祈り第161番―信頼と安らぎのため

イエズス、われ御身(おんみ)を信頼し奉る。われに御身をさらに愛さしめ給え。御身との完全かつ固き一致によりてわれを明け渡すべき信頼でわれを満たし給え。困難に際しては、御身へのわが信頼を増さしめ給え。御身の平和もてわれを満たし給え。われは全ての世の束縛を断ちて、無条件に、一人の子供として御身の元に行かん、愛するイエズスよ。また、われ自身の霊魂と他人(ひと)の霊魂のために御身の御眼(おんめ)に適(かな)うままに行うべく、わが意志を御身に捧げ奉る。アーメン

あなたたちのイエズス

powered by Quick Homepage Maker 5.3
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM