わが親愛なる娘よ、私は良き親のように常に彼らに最善のものを望んでいるということを理解しなければならない。

もしそれがわが至聖なる意志と一致するのでなければ、私は彼らが願うことのすべてを与えるわけではない。

私は、私の元に立ち帰るよう説き、導くことなしには、人を真理の道から逸れさせることはない。

私は常に彼らをあらゆる害から護ろうとする。

同時に私は、いかなる悪行に対しても罰を与える。

彼らが他人（ひと）に悪を働くときには、私は怒るし、怒ることができるのだ。

また彼らが間違ったことをして、もし自らの行いの過ちを真に悔い改めるなら、私は赦す。

私は忍耐づよい。私は容易に動揺することもなければ恨み続けることも決してない。

これが、道を逸れて迷っている者たちや内的に空しさを感じている者たちでさえが、私に抱えてくれるよう、愛してくれるよう願い、真の平和をもたらす神の愛を与えてくれるよう願わなければならぬ理由である。

かくも多くの者たちが迷い、私を忘れてしまった。

多くの者たちが、彼らの送る罪深い生活ゆえに、私に立ち返ることを厭（いと）う。

彼らは落ち着かず、祈り方を知らず、手遅れだと誤って思い込んでいる。彼らの何と間違っている事か。彼らは、私があなたたち一人ひとりのために地上でわが命を捧げたのだということを決して忘れてはならない。

私は簡単には霊魂を諦めない。行い、行動、想いによってわが聖父の掟を破った者たちのすべてを私は愛している。あなたたちは私にとって貴い者である。まさに私が神の子供たち全てを愛しているように私はあなたたちを愛している。

あなたたちが罪を犯したゆえにそれだけ少なく愛されているなどとは決して思ってはならない。罪は私にとっては忌み嫌うべきものではあるが、それはあなたたちに生まれながらに染みついているものなのだ。

地上のいかなる者にとっても罪を犯さないということはほとんど不可能なことである。

私が決してあなたを助けないとか、あなたをわが腕の中に迎え入れないなどと思っては断じてならない。

あなたたちが私に頼るなら、あなたたちは千年続く地上のわが新しき楽園に入るための最前列に立つことになるだろう。

私があなたたちに願うことは、以下の言葉をもって私と語り合うことだけである。

「おおイエズス、われを助け給え、われは迷える、無力な、闇の中の罪びとなればなり。

われは弱く、御身を求（もとむ）る勇気なき者なり。

今、御身を呼ばわる強さをわれに与え給え。そは、われが霊魂の闇より抜け出すことを得んがためなり。

われをして御身の光のうちへと連れ行き給え。われを赦（ゆる）し給え。われが再び浄めらるるを助け給い、御身の愛と平和、永遠の命へとわれを導き給え。

われ、御身に全き信頼を置き奉る、またわれが御身の御憐みにわれを明け渡すをもって、わが心、体、霊魂を受け入れ給うよう御身に願い奉る。アーメン。」

(自分を）価値のない者と感じているあなたたち皆は私の元に来なさい。私はあなたたちを待っている。必要なことのすべては手を伸ばし私に触れることである。

私は耳を傾ける。私は見る。私は泣く。私はあなたたちを愛している。

あなたたちがわが腕の中に在りわが神なる憐みがあなたたちの霊魂に満ちるまで、私は決して諦めない。

まもなくあなたたちは終（つい）にわが大いなる憐みの真実を悟る。あなたたちの疑いは霊魂が現れるために殻が落ちるようにして無くなり、現れた霊魂は光に満ち、あなたたちは私に駆け寄ることだろう。私は大いなる希望と歓びを持ってその日を待っている。すべての哀れな迷える者たちが私、イエズス・キリストだけが彼らを救うことができると知る、その時初めてわが心は癒される。私は罪は非難するが、何をしたかに関わらずすべての罪人を愛している。私の元に来て私に語りかけることを決して恐れてはならない、あなたたちが真の痛悔を示す時にあなたたちを拒絶するには、私は余りにもあなたたちを愛しているからだ。

あなたたちの最愛のイエズス